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聖武天皇即位の儀式で全国から届いた物資の荷札か 木簡発見|NHK 奈良県のニュース
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聖武天皇即位の儀式で全国から届いた物資の荷札か 木簡発見|NHK 奈良県のニュース
奈良時代に都の中心だった奈良市の平城宮跡の近くで行われた発掘調査で、聖武天皇の即位に伴う儀式のた... 奈良時代に都の中心だった奈良市の平城宮跡の近くで行われた発掘調査で、聖武天皇の即位に伴う儀式のために全国から届けられた米などの荷札とみられる木簡が大量に見つかりました。 調査した奈良文化財研究所は「儀式の当時の様子を知るための貴重な資料だ」としています。 奈良文化財研究所が奈良市にある平城宮跡の朱雀門の南側の一帯を発掘調査したところ、木の札、木簡が1000点以上まとまって見つかりました。 このうちの一部には▼天皇の即位に伴う儀式、「大嘗祭」を示す「大嘗」と書かれたものや、▼西暦724年を表す「神亀元年」という年号とともに現在の岡山県西部にあたる「備中国」という地名や「米」などの文字が書かれた札もあったということです。 神亀元年は東大寺の大仏造立に携わった聖武天皇が即位した年で、研究所では見つかった木簡は聖武天皇の即位に伴う儀式のために全国から都に届けられた物資の荷札とみられるとしています。