断水は来月解消の見通し 通行制限も解除へ 山口 周防大島町 | NHKニュース

山口県の周防大島町と本州を結ぶ橋に貨物船が衝突し、大規模な断水となって19日で４週間です。損傷した橋の復旧や仮の送水管の設置工事が進み、山口県や周防大島町は今月30日に大型車両の通行制限を解除することや、来月８日以降に家庭で水道が利用できる見通しを示しました。 県は橋桁を補強するための鋼材を取り付け、18日からは通行止めの基準が風速５メートルから10メートルに緩和されました。 また、総重量が２トン以上８トン未満の車が通行できる時間帯も「午後９時から翌朝６時まで」とこれまでより数時間、緩和されました。 村岡知事は19日午前の記者会見で、復旧工事が順調に進んでいるとして、当初、来月上旬としていた大型車などの通行制限の解除を今月30日に前倒しすると発表しました。 また、周防大島町は断水の解消について、来月８日にほとんどの家庭で水道が利用できるようになるとの見通しを示しました。