日米貿易交渉 きょうから実務者協議 | NHKニュース

日米の新たな貿易交渉をめぐる閣僚協議を前に、実務者レベルの協議が10日から２日間の日程で行われます。農産物や自動車の関税水準に関する両国の立場の隔たりは大きく、一連の協議で歩み寄りが見られるかが焦点となります。 実務者協議には、農林水産省や経済産業省の幹部が出席し、農産物と工業品に関する両国の現在の関税率や貿易の現状、それに、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定などの合意内容なども確認し、互いの主張や課題を整理する作業が進められる見通しです。 また、閣僚協議では、先の日米首脳会談で、双方の利益になる形での早期の成果達成に向け議論をさらに加速させることで一致したことを受けて、交渉の妥結の時期についても意見が交わされるものとみられます。 日本政府は、アメリカが求める農産物の関税引き下げと、日本が求める自動車などの関税引き下げをパッケージで合意することを目指していますが、関税水準に関する両国の立