旧優生保護法訴訟きょう判決 国の賠償責任認定するか 神戸地裁 | NHKニュース

旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたとして兵庫県の5人が国に損害賠償を求めている裁判の判決が3日、神戸地方裁判所で言い渡されます。旧優生保護法をめぐる一連の裁判で、国の賠償責任を初めて認定するか注目されます。 訴えを起こしていたのはいずれも聴覚障害のある2組の夫婦と先天性の脳性まひが原因で身体に障害がある女性です。 原告は昭和30年代から40年代に、旧優生保護法に基づく不妊手術を強制的に受けさせられたと主張して、平成30年から31年にかけて神戸地方裁判所に訴えを起こし、国に1人当たり1100万円の損害賠償を求めています。 裁判で原告側が国の誤った政策によって憲法で保障された個人の尊厳や子どもを産み育てる権利を奪われたと訴えたのに対し、国側は不妊手術から20年を過ぎての提訴で、賠償を請求できる権利は消滅していると主張しています。 全国で起こされている同様の裁判はこれまでに5件の判決が言い

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