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何のための辞任か - 暫定日記 / 日々の泡
久間章生氏が防衛大臣を辞任し、小池百合子氏が後任として防衛大臣に就くことになった。 この間の経緯、... 久間章生氏が防衛大臣を辞任し、小池百合子氏が後任として防衛大臣に就くことになった。 この間の経緯、首相たる安倍晋三氏の態度には呆れる他ない。過去を遡れば佐田氏、松岡氏、伊吹氏、柳沢氏も同様だが、今回の辞任劇でも「任命責任はある」と言いながら、自ら更迭なり罷免なりの引導を渡すことをせず、その責任を果たさなかった。「あなたはこの内閣に相応しくない」と言わなかったのだから、大臣の発言が本当に問題だとは考えていないのは間違いない。 「改革の使命がある」などと言ったらしいだが、そもそも首相の任に就いたときから改革の使命は果たすべきものとして科せられており、その責任を果たさなければならないということを以て任命権者としての責任が免じられるものでは決してない。情けないことに多くの政治家達が同じような言い逃れをするのが常ではあるけれど、つまり、安倍氏に於いても結局はそんじょそこらの政治家と同様の軽ーぅい責任