安全委が現地調査 ＪＲ函館線脱線 - MSN産経ニュース

北海道八雲町のＪＲ函館線でＪＲ貨物の貨物列車が脱線した事故で、運輸安全委員会の鉄道事故調査官が１７日、現地入りして状況を調べた。ＪＲ北海道は、流失した砂利や土を戻すなど復旧作業を進めた。 運輸安全委によると、調査官２人が午前１１時ごろから約１時間半にわたって脱線の状況を確認。関係者への聞き取り調査もしたという。 現場は線路を支える砂利や土が長さ約１００メートルにわたる区間で流失したが、ＪＲ北海道によると、この場所では９日にも雨の影響で流失が起きていた。 脱線事故は１７日午前１時５分ごろ発生。ＪＲ函館線八雲－山越間で貨物列車の機関車が線路上の倒木に衝突、機関車と２０両の貨車のうち３両の計４両が脱線。八雲－森間で運転を見合わせ、特急など計約４０本が運休や部分運休した。