女性患者が一時意識失う 血管内に空気流入 横浜市立大が２４年１２月 - MSN産経ニュース

横浜市立大は８日、同大付属市民総合医療センター（横浜市南区浦舟町）で平成２４年１２月に医療ミスがあり、県内在住の２０代の女性入院患者が一時意識を失ったと発表した。女性は今年６月に退院したが、現在もリハビリのため通院中という。 同センターによると、看護師が女性に栄養液を注入する際、首から血管に差し込まれていた管の栓を誤って開き、血管内に空気が流入。空気は心臓を経て脳の血管に達し、一時的に血液の流れが悪化して女性は意識を失った。 救急処置の結果、女性は３日後に意識を回復。同センターは管の使用手順を見直した。事故から約８カ月後の公表となったことについて、患者が亡くなっていないことなどを理由としている。 同大はまた、４月に同大付属病院（同市金沢区福浦）で栄養チューブの詰まりを取り除くために高濃度酢酸を注入し、５０代の女性入院患者が死亡した医療ミスについて「（詰まりを取り除く）科学的根拠が明確でない

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救急処置の結果、女性は３日後に意識を回復。