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平岡隆二 「ゴメス『天球論』の成立と構成: イエズス会日本コレジオの宇宙論教科書とその欧文原典」
日本が西洋と接触を持ち始め、本格的に西洋の文化が流入しだした頃のインテレクチュアル・ヒストリーを... 日本が西洋と接触を持ち始め、本格的に西洋の文化が流入しだした頃のインテレクチュアル・ヒストリーを研究しておられる平岡隆二さんの論文を読みました。平岡さんのお仕事については以前にもご紹介させていただいています。平岡さんは、今年度から熊本県立大学のほうに移られており、ブログもそれにともない(?)移転されています(さっき知った。そして、神戸市立博物館での南蛮美術展について書かれているのが目に入って、読み逃してた! とショックを受けていた)。南蛮モノの文化に興味がある方には、目が離せないブログでしょう。 この論文の内容は、西洋の自然科学をまとまった形で日本に伝えた最初の書物であるペドロ・ゴメスの『天球論』がどのように書かれたのか、そしてその特徴とは、を明らかにするものです。この本はイエズス会の宣教師たちが日本で教科書として使っていたものでした。16世紀の後半にやってきたイエズス会宣教師がなぜ、日本
2013/02/01 リンク