仙石浩明の日記: 断片的な知識と体系的な知識

この季節、新卒(見込み)の学生さんを数多く面接してきたのですが、 新卒の段階で既にとてつもなく大きな差がついていることに改めて驚かされました。 中途採用の候補者の方々は、 前職でいろいろ学び経験してきたので、 多くを学んだ人とそうでない人とは大きな差がつくのは、 まあ当然と言えるでしょう。 それに対し、 新卒の学生さんは、これから職業生活のスタートを切るわけで、 差があったとしてもまだその差は小さいと思いがちです。 もちろん、学生さんたちを、 仕事を遂行する能力という点で比較すれば、 優秀な人もそうでない人も、そんなに大差ないでしょう。 この人はスゴイ、と思うような人でも、 入社直後にバリバリ即戦力として働けるか、というと おそらくそんなことはないと思います。 しかしながら、今後大きく成長する可能性が感じられる人と、 早くも既に成長の限界が見えてしまっていて、可能性がほとんど感じられない人

[raitu]

体系的知識をまず身につけていかないと、断片的知識ばかりでは形にならないねーという意見//「何がわかってないのか」を「判っている」状態じゃないと進歩はない、とのこと

[p_shirokuma]

どんな分野でも、体系と理論に対する意識と理解がなければ、応用を行う際に支障をきたすのは自明。

[tks_period]

中林さんの「バッドノウハウと「奥が深い症候群」」と「プログラミングのノウハウ」を思い出した。

[naohiko7]

医療や経済で「素人がネットで知るのは断片的な知識。専門家（本職）が持っているのは体系的な知識」と何度も感じる。このブログ記事でも同様に指摘。「断片的な知識と体系的な知識」

[webmarksjp]

education

[otonasi_kaoru]

大事

[etopirika5]

成長する可能性のある新卒は体系的に物事を判断できる

[jazzfantasista]

可能性が感じられる人は、 自分が何をしたいか明確に分かっていて、 かつその分野の体系的な知識を身につけている人。 体系全体を理解しているから、 どこまで知っていて、未知の領域がどのくらいあるか知っている。

[agx]

なにやるにしても、入門はまず本がいいと思う。Netではどうしても省略されがちなことがきちんとかかれているから。それに全体をなんとなく知っているかどうかでは、理解のしやすさもかなり違ってくると思う。

[khachiman]

あとで読んでみる

[sirocco634]

[essay] [life] 可能性が感じられる人、というのはつまり、自分が何をしたいか明確にわかっていて、かつその分野の体系的な知識を身につけている人です

[suVene]

井の中の蛙ってこんな使い方だったっけ。言いたいことは分かるけど。要するに体系的知識の身のつけ方って事を言ってると受け取った。

[f-shin]

「自分が何をしたいのか、まだつかみきれていない人」・・・自分、ｲﾀﾀﾀ。就職の頃はまさにそんな感じだったなぁ・・・。何の仕事でも良かったけど、確かに知識はなかったので、あえてそこからの逆転を描きたい

[castingvote]

体系的知識ってセンスみたいなもんかなぁ。

[abe_hn]

共感。体系的な知識をコモディティ化できないかな…

[hiro_y]

「断片的知識がインターネット等であまりに容易に見つけられる 」「今も昔も、体系的知識を学ぶこと自体の難易度は変わっていない」

[hatayasan]

「可能性が感じられる人というのは、自分が何をしたいか明確に分かっていて、かつその分野の体系的な知識を身につけている人たちです」「今も昔も、体系的知識を学ぶこと自体の難易度は変わっていない」

[hamasta]

世の中の大半のIT企業は、未だに新卒未経験と情報系修士課程卒の能力の定量的な違いすら認識できてない。