やはり現地の防疫体制は不徹底のようだ - 松浦晋也のL/D

鳥インフルエンザ直近情報をまとめている小樽市保健所長の外岡立人氏が5月4日付けの日記で、現地情報に基づいて秋田県など地方自治体の鳥インフルエンザ対策が、不徹底であることを嘆いている。 ・「幻想と現実の狭間にて」：外岡氏日記 現場への立ち入り検査の遅れ、現場周辺の消毒措置が行われない不気味さ、周辺を行き交う車両の車の消毒、人々の靴底の消毒、…。何も行われていない。 どうも、秋田県以下、地方自治体は「養鶏場にウイルスが入らなければ大丈夫」と思っているように見える。養鶏場に入れば金銭的被害が発生するが、野鳥が死んでいる分には金銭的損失は発生しない。逆に厳重な対策をするほどに、地方自治体の財政に負担がかかる。 しかし、実際には養鶏場での発生と、野鳥での発生では対応策が異なり、それぞれ的確な対応をしないと感染拡大を防げないのだ。 養鶏場で発生 ・飼育家きんの全殺処分 ・発生源調査 渡り鳥で発生 ・発

[Barak]

http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/guidelines/en/

[memoclip]

芽は早いうちに刈り取らないと。

[kh0705]

重要

[BUNTEN]

「厳重な対策をするほどに、地方自治体の財政に負担がかかる。」国家の非常時にこれかよ。orz 衆院の2/3の威力使ってでも国が金を出して防疫すべき。ヒトへの感染に気づいたときはもう手遅れ。

[hasenka]

現地というよりは日本のというか世界の標準が定められていないという事。だから放置して無為無策でいいという事にはならない

[kurokuragawa]

次第につのる恐怖

[NOV1975]

金がないということが災害を引き起こすのか人の問題なのか。いずれにしても道路に作る金があるんだからできるだろうに。

[REV]

「感染症予防専門家が陣頭に立っている必要がある。失敗したなら彼の責任となるような権限と責任性を課する。欧米はそうである。」

[rev-9]

"失敗したなら彼の責任となるような権限と責任性を課する。"……逆説的に、本邦の対策が現状のままのレベルにこれからも止まり続けるであろうことが予想できてしまいます。