高木浩光＠自宅の日記 - Winnyにおける流出ファイルの流通寿命と共有数

■ Winny媒介型暴露ウイルスによるファイル流出被害発生件数の推移 その2 昨年3月2日の日記に書いた「Winny媒介型暴露ウイルスによるファイル流出被害発生件数の推移」について、その後の状況を調べた。集計方法は同じ。グラフの表示方法を若干改良した*1が、読み方の注意点は前回と同様である*2。 図1は、1日当たりの流出ファイル流通量（赤い点）（目盛りは左の縦軸）と、1日に新たに発見された流出ファイルの数（緑の線）（目盛りは右の縦軸）と、1日に新たに発見された同トリップ数（青の線）（目盛りは右の縦軸）の推移である。暴露ウイルスは一度に複数のファイルを放流し、その個数もまちまちであるので、緑の線は大きく変動する。被害発生件数は青の線で読み取ることができる。 暴露ウイルスの被害は減少傾向にあるようだ。2007年5月に被害が急増した*3が、2007年8月には元に戻り、その後は減少が続いた。ただし

[nilab]

高木浩光＠自宅の日記 - Winnyにおける流出ファイルの流通寿命と共有数

[aglassofwater]

面白いグラフだ。

[myrmecoleon]

半減期は1年後くらいかな？

[fjsk]

暗号化強度を高めて匿名性をアップしつつ、暴露ウイルスのキャッシュは流さないようにしたWinnyを作成して流通させるしかないんじゃないかな…。利用者どもは 身の安全>暴露の面白さ だろうから移行するのでは…。

[MagicCut]

"一瞬観測されただけ"完走前に感染者が適切な処置をしたor完走したけど金玉ソムリエのお眼鏡に適わなかったか。私怨偽造ファイルにはそっぽ向くほど舌肥えてるし後者の方が多いかな。

[kilrey]

「共有数900」が問題の中心か。ISPで遮断するのも難しいかな。あとビン幅を変えるともっと判りやすいかも。