2005.6.7 - 日記

いやはや、今時の若いもんは。一々指図してあげないと小説も書けないってか。指示待ち作家って奴か。 「新潮」の、例によって四人くらい書いているエッセイを読んで溜息を吐く。冲方丁なる若手SF作家が（「マルドゥク・スクランブル」の人だ）、編集長は替ってもショタ買いの伝統は何となく不滅な新潮編集部から、名刺代わりエッセーの依頼を受けて五枚くらい書いているのだが、この内容が、何と言おうか、いつもなら爆笑と書くところなのに（どうやらちっちゃい大塚気取りらしい）、今いち、爆笑してあげられないのである。私も歳か。 曰く、どうして文芸誌の人たちは、打ち合わせの時に、どんな読者層にむけたどんな原稿が欲しいのか、それをどんな風にパッケージングして売るのか教えてくれないんだろう。これじゃ原稿を書いたって読者に受けるかどうか判らないし、それじゃぼくの労力が無になっちゃうよ。 あのな、餓鬼、耳の穴かっぽじってよく聞いと

[WinterMute]

そうそう、昔これ見て「ブンガクの人は違うなぁ」と思ったんだよね。だからまあ同じ業界とは思えない。

[bluefield]

佐藤亜紀 VS 冲方丁　「あのな、餓鬼、耳の穴かっぽじってよく聞いとけ。」

[nabeso]

冲方と佐藤亜紀のスタイルの違いだから是非がつけられんわけで

[tach]

苦い笑いがこみ上げて来るというか、溜息が出るというか…