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「東電情報隠し」の裏で進行する放射能汚染 ~その3~
東電記者会見。写真では切れている右奥にも同じ数の記者がいる。(17日、東京電力本店。写真:筆者撮影... 東電記者会見。写真では切れている右奥にも同じ数の記者がいる。(17日、東京電力本店。写真:筆者撮影)。 東電の発表姿勢は先ず「最善のシナリオ」を提供する、と前稿で指摘させて頂いた。17日正午過ぎからの東電記者会見はその極致だった。 白煙が立ち上がる3号機に同日午後から警視庁の高圧放水車で陸上から水を注入する、と新聞・テレビが朝から華々しく報じていた。警視庁記者クラブから出稿された提灯記事である。 記者団の質問は「注水するのは、なぜ4号機ではなく3号機なのか」に集中した。 東電の広報担当者は「4号機の核燃料貯蔵プールには水があることが確認されている(から)」と答えた。 だが、米原子力規制委員会(NRC)のヤッコ委員長は16日、下院の公聴会で「4号機の核燃料貯蔵プールの水は蒸発して、なくなっている」と証言しているのである。 筆者はこの証言を説明したうえで、「本当に4号機に水はあるのでしょうか?
2011/03/18 リンク