19世紀末から20世紀初頭の発明家Elmer Gatesの怪しいネタ

ぽあんさんが見つけたエセ科学の道徳教育ネタ...ある面白い化学実験の話を聞いた。 それは、人の吐く息には感情によってそれぞれ色がついているというもの。 色については諸説あるけれど、だいたいは平静時は無色透明、 怒っている時は暗褐色、悲しい時は青、悲しい時は灰色らしい。 もちろん気体に色が付いて吐き出されるわけではなく、 これは液体窒素で急速に冷却して粉状に沈殿した固体の色。 ... これらの話の元ネタは、どうも笠巻勝利著「眼からウロコが落ちる本」の中の ハーバード大学のエルマ・ゲイツ博士の実験らしいのだが、 ネット上ではいくら調べても、本の伝聞情報が使いまわされているだけで、 科学的実証データは見つからない上に、国内で同様の実験をした報告すらない。 誰も見た事がないのに息に色が付いていたとどうして信じられるのだろう。 [ぽあん: "エセ科学の道徳教育" (2009/06/29) on ぽあ

[kamezo]

2009年の記事。さっき見かけた「エルマ・ゲイツの実験」とやらについて。やっぱ誤解が広まったものである模様。

[maangie]

感服。

[machida77]

トンデモの伝播と変化の一例。興味深い

[parallel-world]

「面白そう」って、本当に面白い。トンデモな人の情報収集能力には感心する。それを調査する方にはもっと感心する。／ゲーテやシュタイナーの色彩論に結び付く可能性があるかも。

[T-3don]

凄い凄い！

[Nean]

力作ぅ！

[vitamincba]

「感情によって変わる息の色」というネタの広まった経路

[tikani_nemuru_M]

息と霊的なものとの関連は強いから、こういう疑似科学的なものが広まるのだろう

[dice_que]

すごい情報追跡力

[blackrook368]

Kumicitさんがすごい。Elmer Gatesの主張が誤解されて広められた可能性があるのか。