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[6]反知性主義の原動力となった市場主義 - 香山リカ|論座アーカイブ
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[6]反知性主義の原動力となった市場主義 - 香山リカ|論座アーカイブ
[6]反知性主義の原動力となった市場主義 「良いものより売れるもの」へ書物の世界が舵を切った帰結 香... [6]反知性主義の原動力となった市場主義 「良いものより売れるもの」へ書物の世界が舵を切った帰結 香山リカ 精神科医、立教大学現代心理学部教授 そのブームのさなかだったから、90年代の終わり頃だったと思う。大手出版社の新書編集部長が「新書ブーム」を取り上げたある新聞の記事で「売れる新書の条件」として語っていた言葉が忘れられない。正確な引用ではなくて恐縮なのだが、そこにはこうあったのだ。 「大切なのは、あとに残らないこと」 「売れる新書で大切なのは、電車の中で1時間で読めて、あとに残らないことです。」 私にとって衝撃的だったのは、「すぐに読める」の箇所ではなく「あとに残らない」というくだりだった。「あとに残る」の読み間違いではないか、と確かめたが、やはりそこには「残らない」とあった。「読んでいるあいだだけ面白くて、読み終えたら“あー、おもしろかった”とあとは忘れてしまえるようなもののほうがよ