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[書評]『山本七平の思想』 - 松澤 隆|論座アーカイブ
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[書評]『山本七平の思想』 - 松澤 隆|論座アーカイブ
どんな「空気」の中でも色褪せない「補助線」 コンパクトながら充実した内容の「七平入門」が登場した。... どんな「空気」の中でも色褪せない「補助線」 コンパクトながら充実した内容の「七平入門」が登場した。 『山本七平の思想――日本教と天皇制の70年』(東谷暁 著 講談社現代新書) 山本が逝って四半世紀が経つ。だが、国内外の緊張感が高まり、帰属する社会の関係性に閉塞感を覚えるような時、多くの日本人が、〈空気〉〈日本教〉〈安全と水は無料〉といった、もはや日常語となった山本の語法や言い回しを使って、個々の状況を判断したり、納得したりしているのではないだろうか。しかも、その由来を思い出さずに、である。いずれもあまりに便利、いや、的確過ぎて、根拠を意識すらしない。 一方、複数の評論家や研究者の中には、これらのコトバに籠められた意味を再定義したい矜持が、つねにあるようだ。例えば、ここ数年でも、著名な書き手による、〈空気〉を論じた新書や単行本が、何冊も出ている(昨年は300ページ超の力作評伝も出たが、自分に