サムスン、今年も積極投資を継続へ - 投資額は過去最大の417億ドルに - WirelessWire News（ワイヤレスワイヤーニュース）

サムスンは17日（韓国時間）、同グループ全体の今年の投資額が、前年比12％増の47兆8000億ウォン（417億米ドル）になることを明らかにした。半導体事業やディスプレイ事業を中心にさらなる成長に向けた投資を行うという。 サムスンはフラッシュメモリーや液晶パネルの分野ですでに大きな成功を収めているが、Reutersによると同社は今後の重点分野として、スマートフォンやタブレット端末に使われるモバイル用プロセッサやセンサーなどの半導体や、次世代の有機液晶（OLED）パネルを挙げているという。アナリストの間には以前から、同社がこれらの分野への投資額を増してくるとの見方もあり、前者へは7兆5000億ウォン、後者へは7兆ウォン程度が投じられるのではないかとする予想も出ているという。 サムスンは昨年9月時点で22兆ウォンの現金資産を保有、また2011年10-12月期には5兆2000億ウォン程度の営業利益