朝日新聞デジタル：広まる手術ロボット - 北海道 - 地域

健康【健康のつくりかた】広まる手術ロボット 遠隔操作で動くロボットアーム＝札幌市の札幌医科大付属病院 アームを操作する医師と、作業内容を映し出すスクリーン＝札幌市の札幌医科大付属病院 ■細かい作業に威力発揮 【上山浩也】遠隔操作で内視鏡手術を支援するロボット「ダビンチ」の導入が、道内で広がりつつある。開腹手術に比べて傷あとが小さく、細かい作業に威力を発揮する。昨年４月からロボットを使用した前立腺がんの摘出手術に公的医療保険の適用が始まったのも背景にあり、患者の体の負担を軽減する手術が増えそうだ。 ■出血量を軽減 ダビンチは２００９年１１月、前立腺などのがん手術を支援する医療機器として国内で承認された米国製のロボット。目の役割をする内視鏡や、はさみのような鉗子（かんし）がロボットアームとして取り付けられており、チューブを通じて患者の体内に入る。医師は画面を見ながら、鉗子を自分の手のように

[satosi_ogawa]

最先端の内視鏡手術支援ロボット・ダビンチ。函館五稜郭病院にも設置。「広まる手術ロボット」