朝日新聞デジタル：ＪＲ北の元幹部３人、無罪確定へ - 北海道 - 地域

岐路の鉄路〜北の鉄道【鉄道／ニュースと話題】 ＪＲ北の元幹部３人、無罪確定へ ■区検、控訴せず／データ改ざん 七飯（ななえ）町のＪＲ函館線で２０１３年９月に起きた貨物列車の脱線事故で、鉄道事業法違反などの罪に問われたＪＲ北海道の当時の幹部３人を無罪とした今月６日の札幌簡裁の判決について、札幌区検は控訴期限の２０日、控訴しない方針を明らかにした。２１日に３人の無罪が確定する。 ３人は、当時の工務部副部長、奥芝義人（５６）、いずれも同部保線課担当課長だった小沢広一（５４）と林孝幸（５８）の各被告。改ざんされたレールの検査データを国に報告した、などとして起訴されていた。 検察側は公判で、３人は改ざんされた可能性を認識しながら黙認したと主張。弁護側は改ざん前のデータにそもそも誤りがあった経緯から、３人は数値の変化は訂正によるものと考えており、改ざんの認識はなかったと訴えていた。 判決は３人について