日テレ、タツノコプロ買収 ヤッターマン・ガッチャマン：朝日新聞デジタル

日本テレビは２９日、テレビアニメ「ヤッターマン」や「科学忍者隊ガッチャマン」などで知られるタツノコプロ（東京都武蔵野市）の株式の過半数を取得し、子会社化すると発表した。アニメのリメークやキャラクターの活用を国内外で戦略的に展開したい考えだ。 タツノコプロの７４・３％の株式を持つ玩具メーカーのタカラトミーから５４・３％を３１日付で取得する。取得額は非公表。タツノコプロは「ハクション大魔王」や「いなかっぺ大将」なども制作。原作者の権利を持つオリジナル作品が５０以上あり、商品化やリメークを単独で判断できるのが強みという。 日テレはタカラトミーとも連携を強め、キャラクタービジネスを拡大する方針。都内で会見した日テレの大久保好男社長は「新規の事業分野にも積極的に乗り出したい」と話した。（永島学）