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(核リポート 原発銀座:2)原子力は街の血液:朝日新聞デジタル
原発へのスタンスはともかく、「原発城下町」と言われる福井県敦賀市で暮らしてみると、原発から切り離... 原発へのスタンスはともかく、「原発城下町」と言われる福井県敦賀市で暮らしてみると、原発から切り離された暮らしを送るのはほぼ困難ということを知った。 子どもが風邪や歯の治療などで、何度も病院で診てもらったことがあった。窓口で医療費を支払い、後日、市役所から還付手続きの封筒が届いた。小学生の医療費は、原則として月に500円。これを超える額は戻ってくる仕組みになっていた。 原資は「原発マネー」だった。 原発があることを理由に、地元自治体が「地域振興」を主な名目に受け取るお金で、「迷惑料」との指摘もある。原発マネーは、電源三法交付金と呼ばれる国の交付金、県の核燃料税、電力会社の寄付金や原子力施設の固定資産税、法人住民税などだ。 敦賀市には敦賀原発1、2号機と高速増殖原型炉「もんじゅ」、新型転換炉「ふげん」(廃炉作業中)がある。国の電源三法交付金は1974年に制度化され、市は2013年度までに522
2014/06/19 リンク