ボリビア大統領選、モラレス氏が３選 経済成長で支持：朝日新聞デジタル

南米ボリビアで１２日、大統領選があり、左派の社会主義運動党（ＭＡＳ）党首で現職のエボ・モラレス大統領（５４）が、約６割の得票率で３選を決めた。任期は５年。２００６年に「反米」を掲げて先住民初の大統領に就任して以来、長期安定政権となる。好調な経済成長と貧困層の根強い支持に支えられ、南米の反米左翼陣営の一角として今後も存在感を増しそうだ。 モラレス氏は当選確実が伝えられた１２日夜、大統領府前の広場を埋めた群衆を前に、「反植民地主義と反帝国主義の勝利だ」とガッツポーズ。「この勝利を、キューバのカストロ氏と今は亡きベネズエラ（前大統領）のチャベス氏に、そして帝国主義に反対する全ての政府に捧げる」と宣言した。 ０９年に改正された憲法は大統領の再選を１度までと規定している。モラレス氏は同年１２月の大統領選で再選したが、憲法裁判所は１３年、現政権は新憲法のもとでの１期目にあたると判断。モラレス氏の今回の

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