新幹線ホーム無人化、来年３月に延期 ＪＲ九州・新玉名：朝日新聞デジタル

ＪＲ九州は２４日、九州新幹線新玉名駅のホームを無人化する計画について、当初は１０月実施だったが、来年３月に延期する方針を明らかにした。本郷譲専務が熊本県玉名市役所を訪れ、高嵜哲哉市長に伝えた。 新幹線ホームの無人化は全国初。１０月から駅員によるホームドアの開閉作業などを車掌に代行させ、安全策を確認しながら無人化に備えるという。高嵜市長は「最大限の努力をしてもらった」と話し、再延期などは求めない意向だ。 新玉名駅は主に各駅停車の「つばめ」が停車し、１日の乗降客数は約１２００人。現在は上下線のホームに駅員が１人ずついて、ホームドアの開閉や安全確認などをしている。 玉名市は無人化計画が明らかになって以来、「市のイメージダウンになり、安全確保ができるかも心配」として、市長や議会が延期や見直しを要望していた。（村上伸一）

[John_Kawanishi]

｢玉名市は無人化計画が明らかになって以来｢市のイメージダウンになり安全確保ができるかも心配｣として市長や議会が延期や見直しを要望していた｣