ＩＳ、イラクの発電所・警察署を襲撃 １６人殺害：朝日新聞デジタル

イラク北部キルクーク周辺で２１日、警察署や発電所が相次いで襲撃され、発電所ではイラン人４人を含む１６人が殺害された。過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）系のメディアはＩＳ戦闘員の犯行と報じている。 現地からの報道では、２１日午前４時ごろ、少なくとも５人の戦闘員がキルクークの警察署や政府系の建物を襲撃。３台の自動車爆弾を爆発させたが、治安部隊に鎮圧された。 約２時間後には、約４０キロ北西にあるイランの会社が建設中の発電所に３人が押し入った。ＡＰ通信によると、３人はイラク人職員１０人を人質にとり、イラン人を出すよう要求。職員が案内すると、イラン人技師とイラク人職員を殺害した後に自爆したという。ＩＳはシーア派を国教とするイランを敵視している。 キルクークは油田地帯にあり、少数民族クルド人が支配する。クルド人の治安部隊やイラク政府軍は、１７日に始まった約１７０キロ西方の都市モスルの奪回作戦に戦力を集中

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ＩＳ、イラクの発電所・警察署を襲撃　１６人殺害