愛知）入場禁止？専決処分？名古屋城天守閣さまよう議論：朝日新聞デジタル

名古屋城のコンクリートの天守閣を木造に復元するという河村たかし名古屋市長の看板政策が、漂流している。市議会側と合意したかに見えた後で、市から現天守の補強で済ます案さえ飛び出した。「名古屋の象徴」は果たして木造になるのか、ならないのか。 「とりあえず補修したら、それでええがやとなっていく。ナゴヤはもう終わり。最低１００年は（木造に）できませんよ」。河村氏は１０月２４日、記者団に嘆いた。同時刻にあった市議会委員会で、市の担当局が天守閣に鉄骨の筋交いをはめこむ補強案を持ち出したからだ。 天守閣は耐震性が低く、震度６強の揺れで倒壊する恐れがあるとされる。河村氏は抜本対策として「木造復元」を主張。６月に市議会多数会派の自民、民進、公明３党と「２０２６～２７年完成」を目標にすることで足並みをそろえ、河村氏も「ここまでよう来た」と語ったが、その後、完成時期をめぐって対立が深まった。関連予算案は現在も宙に

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専決処分だけは避けてもらいたい。