（カープ女子観戦記）４１年ぶりパレード、一生忘れない：朝日新聞デジタル

雲ひとつない青空に、真っ赤なオープンバス。平和大通りを真っ赤に染めた３１万３千人のカープファンの笑顔に応えるように、選手たちも手を振り返した。 ４１年前とまったく同じ光景がそこにはあった。 １９７５年に初めて行われた優勝パレード。私の祖母（草田カズヱさん）は亡くなった祖父とともに平和大通りの沿道でその光景を見ていた。「ギリギリに来てね、後ろの方におったんじゃけど、選手はバスの上で立っとるから後ろのほうからでもよく見えたんよ」と懐かしそうに教えてくれた。「パレードが始まって、色白でハンサムな古葉監督の笑顔が見えた時は、それはもううれしくて、みんなありがとう！ おめでとう！って声をかけとったよね」。今でも鮮明に覚えている大切な思い出をかみしめるように話してくれた。 そして、４１年後の今年、長い年月を経て、２度目の優勝パレードが広島の街で行われたのだ。祖母はしっかりと目に焼き付けていた。今度は最

[takataka0912]

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