ロックの殿堂、半世紀を回顧 名古屋市公会堂で特別展：朝日新聞デジタル

１９７０年代から８０年代にかけて、「ロックの殿堂」で名をはせた名古屋・鶴舞の名古屋市公会堂で、半世紀にわたる洋楽ロックコンサートを振り返る特別展が開かれている。公演を主に主催してきたＣＢＣテレビが所蔵する当時のポスターのほか、昨年ノーベル文学賞を受けたボブ・ディランの直筆サインなど約３００点が往時の雰囲気を伝えている。 市公会堂は、日比谷（東京）や大阪市中央と並び、日本を代表する公会堂の一つ。昭和天皇成婚を記念して３０年に開館した。前回の大規模改修からは４０年近くが経ち、施設は老朽化が目立つ。改修で４月から２年間の長期休館に入るため、歴史を知ってもらおうと企画した。 デビッド・ボウイ、レッド・ツェッペリン、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン……。これまでに多くの大物アーティストたちが、名古屋では続々と市公会堂の舞台に立った。公演が集中した理由について、市公会堂の藁谷（わらがい）はるか館長