人はなぜ長時間労働するのか 働き過ぎがもたらす不効用：朝日新聞デジタル

「働き方改革」という言葉を聞く機会がめっきり増えた。その一丁目一番地というべき長時間労働の是正に向けて、残業時間に上限が設けられる見通しだ。働きすぎがさまざまな悲劇を招いてきたことを考えれば、当然の感さえあるが、そもそも、なぜ長時間労働はやまないのか。経済学の新しいアプローチから、この日本の宿痾（しゅくあ）を見た。 「日本人は働きすぎ」と言われる。だが、１９８０年代に２１００時間を超えていた年間総労働時間は、２０００年以降、おおむね１７００時間台で推移。調査方法に違いがあるものの、直近はイタリアを下回る＝グラフⅠ。 転機は、８７年の労働基準法の改正だ。当時日本は毎年巨額の貿易黒字を計上、「長すぎる労働時間」が貿易摩擦の元凶との非難が高まっていた。批判をかわすねらいもあり、法定労働時間が週４８時間から４０時間へと段階的に引き下げられ、週休２日も広がった。 ただし、３０代から４０代前半の男性就

[shino-katsuragi]

長時間労働は中毒になるってのは、実感からも分かる。"ちなみに子どもの頃、夏休みの宿題を後回しにしていた人ほど、週６０時間以上働く傾向が強く、「中毒になりやすい」とか。"

[sahma]

この図を見る限り、結局残業は自分のせい、自分自身の問題であるということに終始している。組織の問題なのに。

[azi2]

簡単。時給で働いてるから。殆どの会社は月給じゃなくて「日給月給」だし。それも「実質時給制」なんだよ。

[sharou]

「一度長時間労働をすると、それに慣れて苦痛でなくなる。働きすぎれば健康を損なうにもかかわらず、中毒になってしまえば、やめるのが難しい」

[kinoenesta]

労働時間が長くなるほど、従業員の感じる「仕事満足度」が増加する傾向。高い成果を上げるために働く時間を惜しまないと考える人の多い職場の人の方が、残業時間も長くなる。