前原民進、船出から試練 目玉人事断念、代理出席６０人：朝日新聞デジタル

民進党の前原誠司代表が、出足からつまずいた。党勢回復につなげようと自ら主導した新執行部の目玉人事の断念に追い込まれた。臨時国会の開会、衆院トリプル補選を控え、野党共闘や憲法論議への影響も懸念される。リーダーとしての求心力低下は避けられない。 「人事のことで皆さん方にご心配をおかけすることにおわび申し上げたい」 新執行部の船出となる５日の両院議員総会。前原氏は冒頭のあいさつを、異例の陳謝で始めた。山尾志桜里・元政調会長を幹事長に登用し、党勢回復の契機とするはずが、一転して撤回から始まったことを指しているのは明らかだった。 前原氏が人事案を固め、山尾氏の内諾を得たのは１日にあった代表選の翌２日午後。山尾氏は３日に、前原氏の指示で衆院トリプル補選の一つ、愛媛３区の民進党立候補予定者の事務所開きに出席した。 事態が急展開するのはこの後だ。 複数の党関係者によると、山尾氏は同日夜、東京都内で知人男性

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人事が大事と自覚しながら山尾氏を担ぐセンスがわからない。それくらい人材がいないってことだろうが。

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誰だこれ言ったの→「素晴らしいロケットスタート。（前原氏は）解党に向けて着実に仕事をしてくれている」

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「両院議員総会も議員142人のうち代理出席が60人、求心力低下がはなから浮き彫りに。離党を検討している衆院議員の一人は「素晴らしいロケットスタート」と皮肉った」。それでも、民進党を核とする政権交代は必要だ。

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