朝日新聞デジタル：家計の金融資産１５４７兆円 株価上昇で高水準に - 経済・マネー

日本銀行が２５日発表した２０１２年の資金循環統計（速報）によると、年末時点で家計が持つ金融資産は前年より３・１％多い１５４７兆円となり、年末としては０６年（１５８６兆円）以来の高水準だった。安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待で株価が上昇したためだ。 家計の金融資産のうち、投資信託が１３・３％、「株式・出資金」が１２・３％といずれも２ケタの伸びとなった。１２年末の残高の内訳は、現預金が８５４兆円、投信が６１兆円、株式・出資金は１０６兆円など。 また、国債の外国人保有比率は８・７５％で、年末時点の比較では過去最高になった。 関連記事世帯の平均資産、２年連続減少 １２年、１１０８万円(11/1)日銀の国債保有、１００兆円超え(12/21)シルバー世代太っ腹…でも気まぐれ 経済財政白書が分析(7/28)