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朝日新聞デジタル:ローマ法王候補、死の前にバチカン批判「儀式仰々しい」 - 国際
バチカン(ローマ法王庁)の改革派で、法王候補にも挙げられたマルティーニ枢機卿が亡くなり、ミラノの... バチカン(ローマ法王庁)の改革派で、法王候補にも挙げられたマルティーニ枢機卿が亡くなり、ミラノの大聖堂(ドゥオーモ)で3日、葬儀が営まれた。最後となったインタビューが死の翌日に報じられ、「教会は200年ほども時代から取り残された。官僚主義が肥大化し、儀式と服装ばかりが仰々しい」と現在のバチカンを厳しく批判していた。 枢機卿は8月31日、85歳で死去した。率直で分かりやすい語り口で、伊国民に広く愛され、葬儀には聖堂内外に約2万人が集った。葬儀前の週末にはモンティ首相らを含め、約15万人が聖堂に足を運んだという。 伊北部トリノ生まれ。日本での布教を夢見てイエズス会の聖職者となり、1980年から2002年まではミラノ大司教を務めた。生殖医療や離婚の是非、避妊具の使用に柔軟な姿勢を示し、他宗教との対話にも積極的だった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し
2012/09/04 リンク