asahi.com（朝日新聞社）：サマーズ米国家経済会議議長、今年末に退任へ - 国際

【ワシントン＝尾形聡彦】米ホワイトハウスは２１日、経済政策の司令塔であるサマーズ国家経済会議（ＮＥＣ）議長が今年末で退任すると発表した。サマーズ氏はハーバード大学の教授に復帰する。オバマ政権では、オルザグ行政管理予算局長、ローマー大統領経済諮問委員長が最近相次いで退任。経済の回復が遅れるなかで、サマーズ氏を含め経済の閣僚級メンバーの多くが入れ替わる形だ。 オバマ大統領は声明で「過去２年間、サマーズ氏は、１９３０年代以来最悪の景気後退から新たな経済成長へと導いてくれた」と労をねぎらった。サマーズ氏は声明で「大統領や彼のチームと経済政策の日々の試練に立ち向かうことができなくなるのはさびしいが、ハーバード大に戻って雇用創出や安定した金融についての経済学的な基礎を教えたり書いたりするのを楽しみにしている」とした。 サマーズ氏は、クリントン政権時に財務長官を務め、その後ハーバード大学長に就任した

[tanakamak]

夏過ぎてサマーズ退任