asahi.com（朝日新聞社）：松屋もすき家も期間限定値下げ 牛丼価格競争が過熱 - 社会

松屋の看板＝大阪市中央区すき家の看板＝大阪市西区吉野家の看板＝大阪市西区 低価格路線が定着し、いまやデフレの象徴とも言われる牛丼。３００〜４００円もあれば並盛りでおなかを満たせるが、各社は期間限定でさらに値引きを予定しており、顧客の囲い込みに必死だ。 「松屋」を展開する松屋フーズは５日、「牛めし」並盛りを１２日から２３日までの間、７０円値下げし２５０円にすると発表した。「新生活応援キャンペーン」として、新しい社会人や学生らに味わってもらい、顧客を広げる狙いだ。 牛丼チェーン最大手の「すき家」のゼンショーも、全店舗の１割弱に当たる都市部の１００店強で、９日から２１日まで牛丼並盛りを３０円下げて２５０円にする。吉野家は７日から１３日まで、牛丼並盛りを１１０円値下げし２７０円にすることを発表済み。各社とも「他社は意識していない」というが、過去のキャンペーンと比べても最安値級の設定で、競争の