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asahi.com(朝日新聞社):被災地の保護司、活動困難に 助っ人観察官の拠点開設へ - 社会
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asahi.com(朝日新聞社):被災地の保護司、活動困難に 助っ人観察官の拠点開設へ - 社会
印刷 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県で、罪を犯した人の立ち直りを手伝う保護観察が難... 印刷 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県で、罪を犯した人の立ち直りを手伝う保護観察が難しくなっている。民間の保護司の家が津波で流されたり、復興作業に追われたりしているためだ。保護司や「助っ人」として入る保護観察官の拠点として、法務省は沿岸4カ所に臨時事務所を開設する方針だ。 「何か変わりはないですか」。宮城県気仙沼市の大島。10月下旬、仙台保護観察所の保護観察官、真船洋一郎さん(33)が民家で50代の男性と向き合っていた。男性は過去に窃盗罪で有罪判決を受け保護観察中。「パチンコとかやっちゃだめですよ」。真船さんの言葉に男性は「やりません」と何度も首を振った。 真船さんは月に2度、男性宅を訪れる。保護観察所がある仙台市から気仙沼市まで車で約2時間半。さらにフェリーで30分かかる。 震災前、気仙沼地区には28人の保護司がいたが、津波で2人が亡くなり、約10人の家が被災した。こ