asahi.com（朝日新聞社）：飲酒運転「逃げ得」阻止 アルコール濃度、計算して立件 - 社会

飲酒運転の現場から立ち去って呼気検査を免れた人を立件できるか。栃木県警が、自損事故を起こした那須塩原署の巡査長（２４）を道路交通法違反（酒気帯び運転）の疑いで立件した際に使ったのが、「ウィドマーク法」と呼ばれる計算法だ。飲酒量と体格などから運転当時の体内のアルコール濃度を推計する。「逃げ得」を防ぐ捜査方法だが、わずかな数値の違いが結果を左右するなど課題もある。 ９月１０日夜、栃木県さくら市の国道で、巡査長（当時）の乗用車が縁石などに衝突した。県警によると、駆けつけた警察官が呼気を調べようとしたが、巡査長は現場から姿を消した。１０時間後、約５０キロ離れた実家に帰宅。待っていた警察官が検査したが、呼気１リットル中のアルコール量は酒気帯び運転の基準値０．１５ミリグラムを下回った。 県警は巡査長を道交法違反（当て逃げ）の疑いで逮捕した。さらに運転前、実家でビールの大瓶１本半と焼酎水割り５杯を飲

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逃げる理由は逃げ得だからじゃないのでは・・・？

[arajin]

「ウィドマーク法」「飲酒量と体格などから運転当時の体内のアルコール濃度を推計」「わずかな数値の違いが結果を左右する」「２００７年６月大阪地裁」「ウィドマーク法を用いて起訴した酒気帯び運転について無罪」

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アルコールがどれくらい残っていたのかを計算する。良い試みではあるが、恣意的に運用される懸念もまた大きい。