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福島県沖の試験漁、中断へ 汚染水流出で本格再開遠のく
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福島県沖の試験漁、中断へ 汚染水流出で本格再開遠のく 福島県の相馬双葉漁協は禁漁期明けの9月に予定... 福島県沖の試験漁、中断へ 汚染水流出で本格再開遠のく 福島県の相馬双葉漁協は禁漁期明けの9月に予定していた試験操業の再開を延期する方針を固めた。東京電力福島第一原発から放射能汚染水300トンが海に流出しているとの資源エネルギー庁の試算を受けた措置。漁の本格的な再開を目指して昨年6月から続けてきた福島県沖の試験操業が中断を迫られた。 延期するのは、7、8月が禁漁期の沖合底引き網漁と、初めて実施する予定だったシラス漁の試験操業。方針は、漁協の佐藤弘行組合長が8日に福島市であった漁業団体の会合で明らかにした。「消費者の理解が得られないと判断した」と説明。再開の見通しは立っていないという。 漁協は昨年6月に試験操業を開始し、タコやイカ、コウナゴなどを市場に流通させている。9月に底引き網漁とシラス漁の試験操業の開始を目指していたいわき市漁協も延期を決めている。