asahi.com（朝日新聞社）：北朝鮮の労働新聞がＨＰ開設 都合の悪い情報は載せず - 北朝鮮関連

北朝鮮の労働新聞がＨＰ開設 都合の悪い情報は載せず2011年2月21日10時42分 【ソウル＝牧野愛博】朝鮮労働党機関紙、労働新聞がホームページを開設し、インターネット版を始めた。北朝鮮関係筋によれば、「世界に向けた情報発信」を求める金正日（キム・ジョンイル）総書記の誕生日の１６日に開設した。一方で自国に都合が悪そうなニュースは伝えないなど、情報の一方通行が続いている。 日刊で金総書記の動向や北朝鮮の政治的な主張などを伝える労働新聞は、各国の研究者にとって重要な情報源。２００６年には日本政府が一時輸入を禁じ、研究者から悲鳴が上がったことがある。ホームページでは紙面を電子化したＰＤＦファイルも閲覧可能で、ニュースの扱いの大小もわかるが、つながりにくいこともある。 北朝鮮関係筋によれば、金総書記は昨年、「目を世界に向けよ」とする「マルスム（お言葉）」を発表した。その後、朝鮮中央通信が昨年暮れに