asahi.com（朝日新聞社）：東北大、院生が引っ張る 全日本大学駅伝 - スポーツ

全日本出場が発表され喜ぶ東北大のメンバー ５年ぶりに挑む東北大は、大学院生が引っ張る。１万メートルの８人の合計タイムで競った９月の選考会では５人の大学院生が活躍した。 斎藤純（修士１年）は３１分１８秒４９と全出場選手中トップで駆け抜けた。授業や実験で忙しく、平日の全体練習の開始時刻にほとんど間に合わない。土曜日の練習を重視し、平日の早朝や、全体練習の後に走ることで補う。「同じような環境で練習している国立の名大がライバル。負けないように頑張りたい」 大学院生は経験が強みだ。前回の出場時、大学１年生だった小林和也（修士２年）は「全日本に出るためにやってきた」と感慨深そうだった。５年前は補欠だった。「粘り強く走って、後輩に『伊勢路で走りたい』と思わせることで、伝統をつなぎたい」と意気込んでいる。