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ブレインゲイト CEOコラム
仮にブランド依存症という病気があったとしたら、誰が一番重症だとあなたは考えるだろう。ともすると10... 仮にブランド依存症という病気があったとしたら、誰が一番重症だとあなたは考えるだろう。ともすると10〜20代の女性だと思い込みやすいが、恐らく一番重症なのは知名度のある企業に働くビジネスマンだろう。誰でもその名を知る企業や、飛ぶ鳥を落とす勢いの急成長企業などで働いていると、自分の価値と企業の価値を混同してしまう人が多いからだ。 ●会社のブランドに守られている人の落とし穴 「一流企業にお勤めですね。」と言われることが度々ある。名刺を出せば、一応誰でも一度は会ってくれる。ホテルやレストランの予約をする時、会社名を名乗ったら、相手の対応が良くなった。会社の業務でタクシーチケットを使うと、運転手の対応が個人で利用する時よりも明らかに良い。こんな経験をしたことがある人は、要注意だ。 もしこうした人が知名度の低い会社に移ったり、定年退職したりすると、これまでいかに会社のブランドに依存して生きてきた