2030年までに難民が南極大陸へ向かう可能性、気候変動で | エキサイトニュース

１０月１３日、気候変動により２０３０年までに難民が南極大陸へ向かう可能性が指摘された。３月８日、南極で撮影（２００８年 ロイター/Enrique Marcarian） ［オスロ １３日 ロイター］ 気候変動により、２０３０年までには難民は気温の上がった南極大陸へと移動し、五輪はサイバースペースのみで開催、オーストラリア中央部は乾燥し過ぎで放棄される、という極端な想定シナリオが１３日に明らかになった。 ７６ページから成る同報告書を発表した、英国に拠点を置く公益のシンクタンク「Forum for the Future」とヒューレット・パッカード研究室は、地球温暖化がもたらす最悪の可能性を提示することにより、それを回避するための議論を呼び起こすのが狙いだと説明。 シンクタンクのピーター・マデン代表は、ロイターに対し「われわれにはまだ、こうした未来を変えるチャンスがある」と語った。