少し暴論：1円入札の何が悪いか - H-Yamaguchi.net

日本郵政公社の簡易保険部門が国債などの債券管理業務を外部委託する入札に関連して、資産管理サービス信託銀行が1円で落札していたことを問題視する動きがあるらしい(ニュース）。いわゆる「1円入札」問題だ。 1円入札はよくない。かなり高い確率で、よくない。ただしよくいわれるのとはちがう理由で、だ。 企業がこのような入札を行うことは、別に珍しいことではない。上記リンク先のニュースには、90年代に、大手情報通信会社がシステム機器の受注をねらって、ソフトウエア開発を相次いで1円で落札した事例が問題となった、とある。また最近では昨年12月、財務省が所蔵する金貨のオークション運営業務に関して、ヤフーとシンワアートが1円で応札したことに対して、公正取引委員会が「不当廉売の恐れ」として文書で警告した（ニュース）。 記憶があやふやだが、かつてアップルが、学校向けに自社PCをかなりの安値で売っていたこともあったと思

[Sakulan]

RinRin王国経由

[yose]

仕事を発注する－受注する／お金を払う－受け取る／サービスを享受する－創出する、の関係がねじれている、という視点。

[REV]

氏の商売敵が１円入札をくりかえさんことを。

[yowa]

> 1円入札が悪いのは、それが競争を不当に阻害しているからだが、それは「1円」が安すぎるからではなく、（かなりの確率で）高すぎるからだ。

[Aoba]

「1円入札が悪いのは高すぎるからだ。そして競争を阻害しているのは1円で入札した企業ではなく、むしろ「1円」という「高値」で入札しなければならない状況を作り出した発注者のほうだ。」

[ryozo18]

あとで考える