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市川春子「日下兄妹」 九月のカクテル光線
「日下兄妹」 講談社 アフタヌーンKC「虫と歌 市川春子作品集」より 市川春子 傑作「虫と歌」の発表(... 「日下兄妹」 講談社 アフタヌーンKC「虫と歌 市川春子作品集」より 市川春子 傑作「虫と歌」の発表(2006年10月)から三年が経っていた。彼女の作品が月刊誌アフタヌーンに掲載される度に、普段買わない雑誌を購入した。その分厚さにやや辟易しつつも保管し続けていたのだが、引越しと未整理等により紛失してしまう。単行本化は私にとって「待望」と言うに余りあるほどの感激だった。 4編の作品と単行本書き下ろしの掌編1つを含む作品集は、どれも再読に絶え得る美しさに満ちていた。一言で言えば、絵が好きだ、ということに尽きてしまうわけだが、マンガの要素として言葉とかなんとかかんとかとだいたい三つ抽き出す評論家が多いけれども、市川作品は、絵があればそれで事足りるほど簡潔な様式を潜めている。 どの作品を取り上げても面白いけれども、ここでは雑誌掲載作品の中で唯一未読だった「日下兄妹」についての感想を綴りたい。