江戸から昭和 函館のひな祭りの１００年 元小学校長の古野さん企画展 地元新聞ひもとき丹念に－北海道新聞[道南]

江戸から昭和 函館のひな祭りの１００年 元小学校長の古野さん企画展 地元新聞ひもとき丹念に （02/25 16:00） 函館のひな祭りの文化に着目し、新聞記事を探った古野柳太郎さん 【函館】江戸期の安政・文久年間（１８５４年～６３年）から昭和３０年代まで、約１００年間に及ぶ函館のひな祭りを調査した企画展「地元紙で綴（つづ）る函館の雛（ひな）祭りの歴史」が、函館市地域交流まちづくりセンター（末広町４）で、３月５日まで開かれている。市内柏木町で暮らす元小学校長の古野柳太郎さん（７６）が、地元紙の記述から函館のひな祭り文化をさかのぼり、初めて開催した。 古野さんは、函館のひな祭りについてまとめた資料が見つからないことをきっかけに、独自調査を決意した。図書館などを訪れて８年間かけ、函館毎日新聞、函館日日新聞、北海道新聞などの地元紙から、函館のひな祭りに関する記述を丹念に探った。 箱館奉行所では、五

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社会風俗の研究は、行政の歴史と違い記録が一定に生まれず分散するため時間と手間が必要になる。そして公的な報酬が発生することはあまりない。「江戸から昭和　函館のひな祭りの１００年　元小学校長の古野さん企画