清武氏、読売新聞など提訴 原監督の女性問題で「名誉毀損」

読売巨人軍の元球団代表、清武英利氏は2012年7月24日に都内で記者会見を開き、読売新聞グループや巨人軍、渡辺恒雄球団会長に対し、名誉を傷つけられたとして1000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたことを明らかにした。清武氏が巨人などを相手に提訴するのは、これで3度目となる。 2012年6月21日発売の「週刊文春」に、巨人軍の原辰徳監督が過去の女性問題に絡んで元暴力団員に1億円を支払ったとの記事が掲載された。巨人側は記事の情報源が清武氏だとみている。原監督名で「清武さんへ」と題された手紙を公表し、その中で選手やOBを苦しめている「たくさんの暴露」が清武氏によると決めつけるような表現をしていた。会見で清武氏は、「1億円支払い報道に関知していない」と明言した。