河北新報 東北のニュース／新幹線新車両、初の青森入り グリーン車を公開

来年１２月の東北新幹線新青森駅開業後に導入される新型車両「Ｅ５系」の量産先行車が１８日、試験走行のため、八戸市のＪＲ八戸駅に到着、初めて青森県内入りした。 午前１１時４４分にＪＲ一ノ関駅を出発。盛岡、いわて沼宮内（岩手町）、二戸などを通り、午後４時３２分に八戸駅に到着。これまで試験走行は仙台―北上間で行われており、北上以北での実施は初めて。駅構内での停車位置などを確認した。 到着後、報道陣にグリーン車が公開された。座席数は５５席で、座席内蔵読書灯や電動レッグレストが完備されている。 舟越勝美ＪＲ東日本青森支店長は「新型車両は新青森駅開業の象徴。初めて青森県内に入り、新幹線開業が間近に迫っていると実感がわいてきた」と話した。 試験走行は来月上旬には仙台―八戸間で行われる予定。来年春をめどに新青森までの試験走行が始まる。新型車両は、来年１２月開業の新青森駅と東京を３時間５分で結ぶことを

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>これまで試験走行は仙台―北上間で行われており、北上以北での実施は初めて。