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河北新報 東北のニュース/防潮堤「巨大すぎる」 宮城県計画に異論、住民合意が課題
防潮堤「巨大すぎる」 宮城県計画に異論、住民合意が課題 東日本大震災の津波被害を教訓に国と県が高さ... 防潮堤「巨大すぎる」 宮城県計画に異論、住民合意が課題 東日本大震災の津波被害を教訓に国と県が高さを設定した海岸防潮堤をめぐり、29日の予算特別委員会総括質疑では、議員と県側が激しい応酬を繰り広げた。「高すぎる防潮堤はいらない」「命を守るために避けられない」-。県土再興へ、攻めの行政を展開する県。そこに住民合意という大きな課題が突き付けられている。 気仙沼地区を地盤とする畠山和純議員(自民党・県民会議)は2月定例会に続き、対決姿勢を鮮明にした。 「住民は困惑している。なぜ高い防潮堤が必要なのか」 気仙沼市には、約10メートルの高さに設定された防潮堤が複数箇所ある。畠山氏が疑問視する舞根地区の漁港に設置予定の防潮堤もその一つだ。 県の計画に、住民は一斉に反発した。「巨大防潮堤は海と陸を分断する」。漁港を管理する市に撤回を求める要望書を提出し、市も同調した。 畠山氏は「海の近くで働く
2012/06/30 リンク