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de la mediologie...
港千尋『記憶』 (講談社選書メチエ、1996) 港千尋『映像論』 (NHKブックス、1998) イメージは何を語り伝... 港千尋『記憶』 (講談社選書メチエ、1996) 港千尋『映像論』 (NHKブックス、1998) イメージは何を語り伝えうるのか。著者の両著書をたどっていくとそうした問いかけを思わずにはいられない。神経科学がいかに進歩していこうと、その説明的記述だけでは人間が個々に「想起」するものを描き、残し、また別の人間がそれをもとに想起するという、いわば「記憶の連鎖」という営為は説き明かしたことにはならないのではないか、と思われるのだ。そしてそうした営為に光をあてることができるのは、やはり人文系といわれる学問においてでしかないだろう。人文系の諸学は、再び浮上しなければならない。それほどまでに、今、記憶について語る言説は「科学」の名のもとに画一化しつつある。一方で、産業化したメディアそのものも、そうした危機に拍車をかけているように思えてならない。これゆえに、この二冊は問いを投げかけているのだといえる。 想
2009/02/26 リンク