郡山・牧草地の除染スタート トラクターで反転耕作業実施（福島民友トピックス）

郡山市は１７日、市内の農地の本格的な除染を始めた。この日は同市田村町手代木地区の牧草地約２５アールでトラクターによる反転耕作業を実施した。市は秋以降にも水田や畑などの除染を開始する方針。また、本年度、県の要請を受け、湖南町地区を除く牧草地の利用を自粛している。 郡山市の牧草地除染は湖南町地区を除く地表１センチの空間放射線量が毎時０．２３マイクロシーベルト以上の牧草地３００ヘクタールが対象で、ＪＡ郡山市と県酪農業協同組合に業務を委託。本年度は８月までに１８０ヘクタールでの反転耕作業を実施、９月までに整地や種まきを終え、来年からの利用再開を目指す。 初日、視察に訪れた原正夫市長が見守る中、作業が行われた。反転耕作業を行う前、地表１センチで毎時０．５４マイクロシーベルトだった放射線量は作業後、同０．１７マイクロシーベルトまで減少した。 （２０１２年７月１８日 福島民友トピックス）

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福島民友｜郡山・牧草地の除染スタート　トラクターで反転耕作業実施

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「反転耕作業を行う前、地表１センチで毎時０．５４マイクロシーベルトだった放射線量は作業後、同０．１７マイクロシーベルトまで減少した。」