ドイツ下院、ギリシャ支援策の修正求める可能性＝連立与党院内総務 | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

［ベルリン ９日 ロイター］ ドイツの連立政権を構成する自由民主党のブリューデレ下院院内総務（前経済技術相）は９日、下院は先月のユーロ圏首脳会議で決定された追加的なギリシャ支援策の修正を求める可能性があると明らかにした。 ドイツでは、財政規律の甘いユーロ圏諸国への支援策に対して不満の声が高まっており、連立与党の議員からも、ユーロ圏が中核国から周辺国への「資金移転連合」になりかねないとの懸念が広がっている。 ブリューデレ院内総務は、公共ラジオ「バイエルン２」に対し、「下院がそれら（ユーロ圏首脳会議で決定されたギリシャ支援策）のさらなる修正を求めることはあり得る」と指摘。 さらに「すべてが完全であるわけではない。中心的な問題への取り組みが十分になされないまま、ドイツの予算が他国の『セルフサービスショップ』に回されることがあってはならない」と述べた。

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ドイツ下院、ギリシャ支援策の修正求める可能性＝連立与党院内総務