6月韓国ＣＰＩは前年比＋4.4％、追加利上げ観測強まる | ワールド | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

［ソウル １日 ロイター］ 韓国統計局が１日発表した６月の消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率は前年比４．４％となり、前月の４．２％から上昇ペースが加速した。ロイターがまとめた市場予想の中央値４．３％も若干上回った。 企業がコスト増加分を消費者に転嫁したことが背景。市場では追加利上げ観測が強まっている。 エネルギー輸入価格に代わって、外食費など国内サービス価格が物価上昇の主因となった。ＣＰＩ上昇率は中銀の目標レンジを６カ月連続で上回っている。 韓国中銀は昨年７月以降、５回にわたって利上げを実施しているが、アナリストの間では年内にあと２回の追加利上げがあるとの見方が多い。 ただ景気減速の兆しも出ており、追加利上げは緩やかなペースになるとの指摘も出ている。 ソロモン投資証券のチーフエコノミスト、Im No-jung氏は「中銀は６月に利上げしており、７月は金利を据え置くだろう。次の利上げは第３・四半期

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6月韓国ＣＰＩは前年比＋4.4％、追加利上げ観測強まる